最短30日!おいしいかぶをプランターで育てる方法をご紹介します!
家でほうれん草なんて育てられるのか?と思っていませんか?
実は思っている以上に簡単に育てることができるんですよ。
ポイントは
- pH調整
- 苦土石灰
です。それでは詳細に解説していきますね。
最短30日!おいしいほうれん草をプランターで育てる方法をご紹介します!
「基本情報」
かぶの原産地は中央アジアから西アジアとされていて、冷涼な気候を好みます。
発芽適温と生育適温はともに15~20℃です。
また、寒さにも強く、-10℃までの耐寒性を有するとされているため、真冬での栽培も可能です。
播種可能期間は7月から10月末で収穫は早くて9月から1月末で、品種や状況にもよりますが、最短30日で収穫できます。
栽培サイクルとしては、9月播種の場合で収穫が10月中旬から11月になります。
準備するもの
- ほうれん草のの種
- プランター(深さ15cm以上のもの)
- 野菜用培養土
- 鉢底石
- じょうろ
- (苦土)石灰 (くどせっかいと読みます)
- 園芸用シャベル
- 肥料 ・溝を作るための棒
農家が教えるコツ:pH調整
ほうれん草は酸性土壌では育ちづらく、不揃いの原因になります。
酸性から中性に矯正するために使用するのが苦土石灰です。
種まきの2週間前くらいにプランターの土に苦土石灰を薄くかけて、よく混ぜ合わせておきます。
プランターの土の裏面の表示を見て、pHが6~7であれば、苦土石灰を使用しなくて大丈夫です。
種まき
土作りができたら実際に種まきをしてみましょう。
種まきをする前に深さ1cmくらいの溝を作りましょう。
プランターの短辺が長く、溝の間が15㎝とれれば、2列(2条)種をまいても大丈夫です。
この溝に1cm間隔で種まきをしましょう。
間引き
ほうれん草の種はpH調整がされていれば、ほとんど発芽します。そのため間引きが必要です。
1回目の間引きは子葉が出て、本葉が1~2枚の時に、株間6cmほどに間引きしましょう。
2回目の間引きは、本葉が3~4枚の時に、株間を6cmほどにしましょう。
収穫
草丈(土表面から葉の先端までの長さ)が20cm以上に大きくなったものから収穫しましょう。
収穫は、はさみかナイフで行いましょう。その時に、切る部分は根のピンクの部分(品種によって異なる)を1cmほど残して収穫しましょう。
この根の部分には鉄分などが多く含まれています。
おいしい食べ方
ほうれん草の旬は11~2月頃です。
ほうれん草に含まれる栄養素は、ビタミンC、鉄、βカロテンなどです。そのほかにも、食物繊維やミネラルをバランスよく摂ることができる、優れた野菜です。
有機農家である筆者がおすすめする食べ方は、とれたてを、さっと水で洗って生で食べてください!
ぜひほうれん草の甘みを感じてみてください。
生で食べることに抵抗のある方は、 かつお節と胡麻とでおひたしにしてみたり、お子様とご一緒に召し上がる場合は、卵やベーコンと一緒に炒め物にしたり。
そのほかにもみそ汁やパスタなど様々な料理に使えますね。
まとめ
ほうれん草は、pH調整に気を付ければ、比較的手がかからず簡単に育てることができます。冬に育てられる数少ない品目ですが、家庭菜園を始めるにはもってこいの野菜でもあります。ほうれん草を使った料理がたくさんあるので、ぜひ育ててみてください。
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