今回は家庭で白菜をプランターで育てる方法について解説をしていきます。
家で白菜なんて育てられるの?と思っていませんか?
実は思っている以上に簡単に育てることができるんですよ。
ポイントは、追肥です。それでは詳細に解説していきますね。
最短2ヶ月!おいしい白菜をプランターで育てる方法を紹介します!
「基本情報」
白菜の原産地は中国北部とされていて、冷涼な気候を好みます。
発芽適温は20~25℃、生育適温は20℃程度です。
播種可能期間は8月から9月末で、収穫は早くて10月から1月末で、品種や状況にもよりますが、最短2か月で収穫できます。
栽培サイクルとしては、9月播種の場合で収穫が11月から12月になります。
準備するもの
- ミニ白菜の種
- プランター(深さ15cm以上のもの)
- 野菜用培養土
- 鉢底石
- じょうろ
- 肥料
- 園芸用シャベル
これだけ準備すれば、準備はばっちりです!
それではまず、土づくりが重要になるので、プランターに土を入れるところから解説していきます。
土づくりと種まき
深さ15㎝程度のプランターに鉢底石を敷き、培養土を入れます。
土はプランターに対してすり切れで入れるのではなくて、8割程度のかさになるように入れましょう。
種まきの間隔は20cmほど取りましょう。
種をまく場所と、プランターの端は10cmほどあれば大丈夫です。
普通サイズのプランターでは、3か所程度の播種数になるかと思います。
種は1か所に2~4粒をまくようにしましょう。
その後間引きして、1か所1つにしていきます。
水やり
種をまいた後はプランターの下に水が抜けるくらいたっぷりと全体に水をやりましょう。
その後は表面の土が乾いたら、しっかりと水やりをしていきます。
間引き
植物には同じ場所でたくさん集まって成長すると、互いに競い合って、生育が早くなります。
これは光を求め、早く大きくなろうとするからです。
これを利用し、初期成育を早めます。
そして大きくなったら間引きをします。
白菜は2回に分けて間引きをしましょう。
間引きのポイントは、葉の色が良いもの、変形していないもので、大きさは中くらいのものを残すといいでしょう。
残す株を手で抜くか、引き抜かずにはさみで切るなどして、間引きしてください。
1回目の間引きは、双葉が出て、次に出て来る本葉が1~2枚が出て、葉が混みあってきたくらいに2株になるように間引きます。
2回目の間引きは、葉がプランターの端に届くくらいになったら、1か所1株になるようにしましょう。
白菜は手がかからない分、生育を見ながら間引きしてあげると楽しく栽培ができると思います。
その他のポイント
白菜はアブラナ科なので、アブラムシなどの害虫がよってきやすいです。
防虫ネットや野菜ドームなどで覆う方法があります。
できれば発芽したくらいから覆ってしまうのがいいです。
農家が教えるコツ:追肥
白菜はやや栽培期間が長い葉物野菜のため、市販の培養土では肥料成分が足りなくなることがあります。
葉が黄色くなって元気がなさそうであれば追肥をしてあげましょう。
化成肥料であれば、プランターの端に沿ってぱらぱらっと振りかけるようにあげてください。
収穫とおすすめの食べ方
収穫の目安は、株本が丸く太り、全体的に葉が詰まったら、はさみで土際から切り取り収穫しましょう。
収穫したらすぐに食べることをお勧めします。
甘みを最大限生かして食べていただきたいからです。
白菜に含まれる栄養は、ビタミンCが多く、鉄、マグネシウム、カリウムなどを含みます。
そして、なんといっても、100gあたり14kcalという、低カロリー野菜です。
まとめ
白菜は、間引きと追肥を行えば、比較的手間がかからずに育てることができます。
お鍋の時期に備えて栽培すると、より楽しめると思うので、ぜひ、試してみてください。
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